ホットペッパービューティーのメリットとデメリット

まず、美容系の店舗を開業しようとするとホットペッパービューティーの掲載を検討するのが一般的ですが、なぜホットペッパービューティーを検討をするのでしょうか?前の店で使っていたからなどの声も多いのですが実際に導入のメリットやデメリットはどのような事があるんでしょうか?

ホットペッパービューティーとは?

言わずもがなですが、念の為。
美容室やネイル・エステ・まつ毛サロンの検索や予約サイトとして使われております。
数値でみるとより分かるので数値化いたしました。

年間予約数

年間の予約数は1億3,000万回で、単純平均で月間1,100万回に上回る事になります。
日本の人口と同じになります。凄くないですか…。

  • 東京都 約1,400万人
  • 神奈川県 約970万人
  • 大阪府 約900万人
  • 愛知県 約760万人
  • 埼玉県 約750万人
  • 兵庫県 約560万人
  • 福岡県 約510万人
  • 宮城県 約230万人

登録店舗数

登録している店舗も非常に多く美容室56,000店舗になります。日本の美容室が26万件なので5件に一件は登録をしている事になります。26万件の美容室がありますが、昔ながらの「パーマ屋さん」なども含んでおります。

美容室 56,000店舗以上
リラク・エステ 81,000店舗以上
合計 137,000店舗以上

比較

  • 信号機 約210,000台
  • 歯医者 約68,000店舗
  • コンビニ 約55,000店舗

都道府県別では、東京都が3万7765軒で最も多く、次いで大阪府が3万3628軒、神奈川県が2万9712軒となっています。人口10万人当たりの美容室店舗数は、東京都が232.6軒で最も多く、次いで大阪府が225.2軒、神奈川県が217.0軒となっています。

ホットペッパービューティーのメリット

ホットペッパービューティー掲載のメリットは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

圧倒的集客力

ホットペッパービューティーは、国内最大級の美容系ポータルサイトであり、月間利用者数は約1,100万人を超えています。理由としては、インターネットで検索をすると「地域 × 美容室」や、「地域 × エステ」などと検索をすると検索の上位はホットペッパービューティーが独占をしている事になります。そのため、掲載することで多くのユーザーにお店を知ってもらえる可能性が高くなります。

自社サイトがなくても予約可能

ホットペッパービューティーには、店舗情報やクーポン、スタイリストのプロフィール、口コミなど、ユーザーが求める情報が充実しています。そのため、自社サイトがなくても、ホットペッパービューティー経由で予約を受け付けることができます。予約時間の多い時間帯は19:00〜23:00が多いと言われているの予約ロスが出ている時間を無くす事が可能になります。

集客手段の幅が広がる

ホットペッパービューティーは、インターネットだけでなく、今は少なくなりましたが紙媒体やテレビCMなど、さまざまな媒体で集客を展開しています。そのため、自社で行う集客に加えて、ホットペッパービューティーの集客力を活用することで、集客手段の幅を広げることができます。

ホットペッパービューティーのデメリット

ホットペッパーのデメリットといえば料金が高い点ぐらいだと思います。新規客の定着率と言われることもありますが、当然安い店舗だけを回っているお客様もいると思いますが、正確にいうと「いい店と出会うまで、料金を抑えたい」というお客様も一定数いることは確かです。
店舗側での思い込みによる定着率の悪さにつながっている店舗もあるようです。

実施に、美容室などでスタッフ事のリピート率などを分析すると
Aさんは再来率が高いのに、Bさんは再来率が低いなどは良くあることです。

料金に関しては、高いと言われえるのはインターネットで検索をするとホットペッパーというポータルサイトはGoogle上で上位表示をされるのですが、ホットペッパーをクリックした後が掲載費用の高い順番で最初の方に表示をされるという点です。なので、費用を高く払わなけえば、お客様からクリックされなくなります。
店舗数が多ければ多いだけお金をかけないといけないという事になります。

店舗の多い「銀座」「新宿」「渋谷」「池袋」などは、一番高額なプラチナプランの美容室が80店舗以上もある現状です。
ちなみに、ホットペッパーの1ページには20店舗しか掲載ができません。

ホットペッパービューティーの掲載費用

ホットペッパーの料金については、一体いくらぐらいなのでしょうか?これについては、一言で言えません。エリア(住所)や業種で料金体系が異なってくるのが現実です。何万円〜何十万円まであるようです。
前にお伝えのブログでも書きましたが、広告費費用は多くても売上の20%以内にするのが通常ですが何十万円にもなると売上はいくら作ればいいのでしょうか?100万円の売上があって20万円。200万円で40万円。
自分の店舗がどこまでの広告費を払えるのかなどは事前に考えておきましょう。

ホットペッパービューティーのメリットとデメリットのまとめ

ホットペッパービューティーに掲載するの非常にメリットがあると思います。このような媒体は他の業態には有ません。まして、ポータルサイトといわれる「おまとめサイト」は、日本特有サイトになっております。上手く使うしかないですよね。ただ、ホットペッパービューティーに過剰に費用を払いすぎるのはあまり良くありません。
今は色々な集客方法が存在する中で、他の集客方法を必要とする事が出てくると思います。
広告費用のMAXが20%といわれる中で、ホットペッパービューティーのみに20%を使う事は、今後集客の集客ツールの幅を狭めてしまうのでリピーター対策などにも影響が出てきてしまうという事になります。

今後の、事業計画を練り直し最低でも2年〜3年で計画を見直しましょう。

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